たくさんの正義と悲しみ
最近は悲しい出来事が非常に多い。

どもチャベ太郎です。

ニュースは意図が入っていると大学の授業で教わったことがある。

情報とは、
・あるものごとの内容や事情についての知らせのこと。
・文字・数字などの記号やシンボルの媒体によって伝達され、受け手において、状況に対する知識をもたらしたり、適切な判断を助けたりするもののこと。
・生体が働くために用いられている指令や信号のこと。
(情報理論(通信理論)での用法)価値判断を除いて、量的な存在としてとらえたそれ

と定義がされているんだけど、真実については盛り込まれていない。

ニュースは決して真実を伝えるものではないという立ち位置の上で参考にするように、
と教授が言っていたことを思い出す。

自分が役の準備をするときに、
台本という作品を創る上での設計図を渡され、何度も読む。
その中で入念に練って書かれた脚本か、雰囲気で書かれたものなのかは大体予想がつく。
その差の大きな共通点は、偏らず直接的な取材によって創られたものなのか、
インターネットや思いつきで情報を集めて創られたものか、の違いがあるように思う。
だからその脚本に登場する人物が3Dか2Dか、という違いがある。
どちらが作品として面白いかというのは、完成作業もあるし、断言できないのでまた別の問題だけど、
少なくとも書き手の意志や問題意識のレベルが見える。

面白い作品や評価の高い作品の共通点は、考えさせたり、体験させる映画が多い。
なぜそうさせるのかといえば、わかりやすくいうと例えば、
善・悪という構図で闘いが行われていなかったり、
良い人・悪い人で社会が構成されていない点についての背景描写がしっかりしていることではないかなと思っている。

僕がこの役者という仕事において意義を感じる瞬間の一つがそういった作品に出会えることだ。
過去に『ブラック・エンジェルズ』という作品で演じた役では主人公と闘うシーンがあったけど、
台本を読む限り、その役の人物は彼なりの正義や存在意義との狭間ギリギリで生きていた男だったと思う。
弱いやつだった。社会の枠で生きていけなかったのだろう。

以前ある番組でソマリアの海賊を特集していて納得した。
アフリカのソマリアといえば海賊で有名だけど、彼らは実はビジネスでやっている。
海賊って、一攫千金ももくろんで無謀な窃盗を行う集団のようにみえるが、
彼らにはクライアントがいる。船を出したりメンテナンスしたり維持費もかかる。
彼らからすると企業としてやっているかもしれない。
クライアントへ人件費等の請求もしっかり行う。
でも現地にいって当事者たちと対話をしない限り事の深層はわからない。

自分の正義や仕事が時には、他人にとっての悪や目の上のタンコブとなることがある。
個人を国に置き換えてみても遜色ない。

話を戻して、ニュースという大きな媒体には様々な背景やフィルターがあってリリースされている。
難民やテロ、自然災害、紛争、ミサイル、いろんな話題が飛び交う。
都合の良い側面だけが報じられているかもしれない。だって第三者機関じゃない。株主がいる。
第二次世界大戦前からメディア操作は数知れずあった証拠をみると、歴史の勉強は大事だなって思う。繰り返すから。

結局は民意を創出して、株価や需要を操作するのが狙いなのかもしれないけど、(少なくとも僕はそう思っている。)
その動向の中で実際に犠牲になった方々だけが本当に悲しいし、いたたまれない。
大儀の為の犠牲になることがおおいように思うし、これからもっと増える気がする。

表現者として、人として、いろんなマイノリティーの視点に立って見つめていきたい。
そこに人間があるから。

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Chavetaro

date / 2017.09.18
新しい風
一つ一つ、ビジョンを具体的な行動を起こす事が自分に迫られている。

誰かに言われた訳でもお願いされた訳でもなく、

時間をかけて、自分が感じたすべてを参考にして身体が指示してくる。

それはまたおいおい。

どもチャベ太郎です。

4月末の撮影の前に、首のヘルニアになった。

腰と比べるとまだマシではあるがこれがとても大変だった。

病院にいくと、医師が『首の第4と第5の関節が逆向きになっています』と僕に告げる。

その場で注射をお願いし、痛みが相当和らいだ。

原因は変形した骨によって神経が圧迫しているのだという。

でもここでこのヘルニアを治す一番の方法を考えると、

それは手術でも、薬でもないということは明確だった。

事故や感染症でもない限りは極力、自分がもたらした習慣を見直すことが一番の薬になる。

自分のこれまでのログを思い出してみる。

習慣でなったものは習慣で戻せば良い。

ということで人と会う時以外は

首を固定するものを常に着用し、生活をするとほぼ完治することができた。

習慣は良くも悪くも本当に身体から出てくる。

食べ物、言葉、考え方、表情、症状、雰囲気。

習慣を見つめ、行動することが新しい風となる一歩なのかもしれない。

人間の身体が一番、謎っすね〜

chavetaro

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Chavetaro
date / 2017.08.20
時間と空間
暑い日々が続きますね。

どもチャベ太郎です。

暑い時は涼しい所、寒い時は暑い所へ

身体が命令してるんですね、きっと。

先日、映画『獣道』が公開しているシネマート新宿へ

内田監督の映画が好きなファンやインディーズを愛する観客たちの空気を肌で感じられ、幸せな気分になりました。

インディーズって何かといえば、簡単に言うと

それはきっと作品の制約が少ないんだろうと。

昔の伊丹十三監督のような作品がもっと生まれてほしいなと切に願う。

エンターテイメント全体が右に倣え、だと映画の未来は見えているから。

chavetaro

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Chavetaro
date / 2017.08.09
会話をするとき
映画『獣道』が公開しています。
皆さんどうか観てやって下さいね!

どもチャベ太郎です。

先日は映画『Sea Opening』の試写と打ち上げがありました。
なんだか舞台で人気の俳優の方々ばかりの中にいて、
色々な発見があって面白かった。

人はどこに往くのだろうという問いがあるとすれば、
ほとんどの人はきっと風の話をするのだ。

そしてもし、芝居とは何かという不毛な問いがあるとすれば、
ほとんどの人はきっと太陽の話をするのだ。

でもほとんどの人は風や太陽の話の内容に注目しているのではなく、
話をしている顔をみて、その人から発する匂いをかいでいるんだ。

小難しいことは置いといて、
楽しいことや意義のあることをもっとやっていきたい。
でもそれはきっと現実をもっと直視した先の上でやることかもしれない。


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ぜひよろしくお願いします★

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Chavetaro
date / 2017.07.24
アートは特別なものじゃない
堀内組の最新作に参加をしてきました。
公開はまた報告します。
僕に似合わず、青春映画の作品です。
完成が楽しみです。感謝です。

どもチャベ太郎です。

突然ですが、アートってどんなイメージですか?
芸術っていうと何か距離感が生まれたり特別な人にしかわからないものなんじゃないかと感じられる人もいると思いますが、
僕はアートはみんなの日常と同居していると思っています。

東京大学出版会が出している『美術辞典』によるとアート(芸術)の定義は、このようになっています。

【芸術の定義】
----------------------------
人間が自らの生と生の環境とを改善するために自然を改造する力を、広い意味でのart(仕業)という。
そのなかでも特に芸術とは、予め定まった特定の目的に鎖(とざ)されることなく、
技術的な困難を克服し常に現状を超え出てゆこうとする精神の冒険性に根ざし、美的コミュニケーションを指向する活動である。
----------------------------

文章は難しそうですが、最初の一文は皆が無意識に日常で行っている作業じゃないでしょうか。
僕もそうだと思っています。
そして、映画への僕の活動は、この「コミュニケーション」の一貫だと。
役者を始めた頃なんかは「売れたい」など色々な欲が強かったように思いますが、
今は、この「コミュニケーション」という作品に加担し、登場人物が抱くメッセージの代弁をすることを自分の道だと信じています。
僕は特別な事をしている訳でもなく、演技を語る役者でもなく、「人間」について日々ただ模索をしている。
それが面白い。

人にはいろんな立場があって、他人や相手の立場に立つことがいつでも難しい。
完璧な人間は存在しないし、自分や誰かが失敗することもある。
国内・国際の社会情勢が年々、騒々しくなっていくと思いますが、
「まぁいいか」なんていうことも必要なのだと最近は感じてる。
みんなで決まった間違った事を注意し合う世の中と、
みんなで何でも楽しむ世の中だったら、
どっちに住みたいだろう。

それはきっと、皆がそれぞれ持っているアートがその答を出してくれる。

Chavetaro
date / 2017.03.12
熱くなれるもの
冬も穏やかになりました。
お元気でしょうか。

どもチャベ太郎です。

参加した作品の情報が出てきました。
大なり小なり、自分が関わった作品が観てもらえる場があることはとても嬉しいものです。
毎回、参加を心に決めて、仕事に臨むので、話がきたところから有難く、そして仕事は始まっているんだなと思います。
消費される作品ではなく、残っていくべきテーマや面白さがある作品にこれからも貢献したいと思います。

誰でも心が燃える程、夢中になれて、紳士になれるもの、あると思います。
そういう作品や監督、俳優仲間ともっと出会っていきたいと思う日々。

昔、「チャベス・シネマ」という映画団体をやっていた頃は毎日が刺激の日々でした。
そして団体メンバーはみんな近い世代で、どこか青臭い事をしっかりとむき出しにして色々勉強した時期だったなと思い返します。

いろんな事が、順序を経て、いろんな選択肢となって、それを選択していって今の僕があります。
イメージがわかないことやできないこと、は「無理」なのだと。
そして出来る事、できると思えるもの、やってみたいもの、は「可能」なのだと。

僕がもっともっと自分を客観的に見て、諂うことなく、前を向いて、やれることをやる。
ひとつ、ひとつ、勉強だなと。

失敗を恐れるのはもったいない!
最近、そんな事を考えてます。

映画『ウェット』ゆうばり国際ファンタスティック映画祭サイト
映画『獣道』オフィシャルサイト
映画『グリーングラス』オフィシャルサイト



Chavetaro
date / 2017.02.18
情熱
冬。
あっという間に季節が過ぎていく。
寒いこと実感することなく、
寒いことを避けながら。

どもチャベ太郎です。

映画を愛して、この業界に入り、
いろんな経験をして思うことは、
映画の中で誰かとなって代弁していくこと。

これは僕にとって答えの出ない深い情熱だと思う。

そういう事に興味のない作品も最近は多い。

愛される映画には共通して、観ている人に何か得られる考えがある。
そういう映画に限って必ず登場人物には成長するべきテーマが同時に課せられている。
面白い、とはどういうことか、僕がやるべき仕事は何か
これをはっきりさせ、時には曖昧にさせ、答えのない情熱の存在を確かめている。

これが本当に面白い。
日本では映画は、労働環境に制限がないものもあり、
本当に苦労と泥と汗で作る。

何が自分を動かすのか、
自分が信じたその情熱に
誰が何と言うと、
誰が何を批判したとしても、
しっかり向かうべきだと思う。

なぜならそこに情熱があるから。
この映画だけは必ずやりとげる。

映画『グリーングラス』オフィシャルサイト



Chavetaro
date / 2016.12.12

 

映画『淵に立つ』
先日、映画『淵に立つ』を鑑賞してきました。

正直言って、これは本当の映画だと断言できる映画でした。

昨今、映画でなければできない作品というのは本当に稀有な中で、
しっかりとしたアートや監督のビジョン、そして誰もが楽しめるエンターテイメントがあった。

これだ!こういう映画が増えて欲しいと観終わった後でも感動してしまいました。
ネットが発達したって、テレビがまだまだ主流だとはいえ、
面白いものは、いつの時代も面白いし、映画はまだまだ支持されるべき媒体であることに気づかされた。

そして、主演の浅野さんの芝居は、僕にはできないし、
彼にしかできない芝居でどうにも心地悪いような、でも爽快な気分にもなっている。
しばらくこの役を演じた浅野さんについて考え続けるだろう。

この作品を作った深田監督は僕がちょくちょく会う人だと思うと本当に恐怖である。 深田さんと一緒に仕事をする機会になっていけるよう、これはもう、頑張るしかありませんね。 私の地元、大阪でも上映しているので、ぜひいろんな人に観て欲しい作品でした。

映画『淵に立つ』オフィシャルサイト

今月末で1つ作品撮影が終わります。 最後まで頑張ります。

Chavetaro
date / 2016.10.28